ここでは、工業用ミシンを製造する名菱テクニカを紹介します。縫製工場を自動化できる機械の導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
三菱電機グループの一員として、1980年よりさまざまなものづくりに携わってきた名菱テクニカ。縫製機械では、2021年に工業用ミシンと駆動装置の国内販売事業を三菱電機から継承しました。工業用ミシンは電子パターン縫いミシンと本縫いミシンを用意しており、それに付随する駆動装置やオプションも併せて提供しています。
名菱テクニカでは工業用ミシンの技術開発や改良設計のみでなく、e-F@ctoryを活用し、工業用ミシンと三菱電機製FA機器との連携を実現が可能です。実績や品質、稼働状況を管理することができるため、作業の見える化による効率的な生産が可能となります。
製造はもちろん、販売からアフターサービスに至るまで総合的に手がける名菱テクニカ。三菱電機が持つ世界中に広がるネットワークを活用し、幅広い顧客と取引を行っています。
また毎年世界各国で開催されている国際展示会にも出店しており、中国、ベトナム、アメリカ、ブラジルなどで名菱(三菱)ブランドの製品普及に尽力。「お客様第一」という三菱電機のスローガンごと継承し、今後も世界に誇れる製品の製造を進めていくことでしょう。
デジタルテンションや縫い始め跳び防止機能をはじめとしたさまざまな機能を搭載し、どんな縫製も熟練の技のように仕上げることが可能です。不良品検出も自動で行ってくれるため、不良品が市場に流出する心配もありません。
世界5カ国の販売拠点と42カ所のディーラー&サービス拠点を持つネットワーク(2021年7月調査時点)で、充実のアフターサービスを提供。詳しい条件やサービス内容は明記されていないため、問い合わせが必要です。トラブルに関しては公式HP上の「よくあるご質問」(※)に解決策が提示されているため、ある程度は参考になるでしょう。
参照元:名菱テクニカ公式HP(http://www.mtco-web.co.jp/sewing_machine/faq/index.html)