工業用ミシンを手掛けているブラザーについて、縫製機器種類や特徴について紹介します。生産性アップを考えている方はぜひ参考にしてください。
ミシンに針折れは、針の交換や折れた針の製品混入チェック、メカニックによる調整作業などで45分もの作業ロスが発生します。
ブラザーでは、世界初の技術であるDigiFlex Feedによる針折れ防止機能で、適切なタイミングで生地を送り針に負担をかけません。
これによって、針折れを軽減し稼働率が向上します。
生地による適切な糸締りについて作業者の技術に頼っていたところを、DigiFlex Feedによって4つの軌跡から選択できるようにしました。
設定を選ぶだけで誰でも簡単に縫製作業ができ、誰が作業しても品質を安定させます。
手作業による生地送り設定をDigiFlex Feedによってデジタル管理することで、ボタン操作だけで簡単に設定できるようにしています。
設定作業にかかる時間を削減し、ラインの生産性を向上させることができます。
世界で初めて布送り機構に電子送りを採用した自動糸切りミシンです。どんな素材でも高品質で美しい縫い目を実現しています。
また、両刃糸切り機構の採用によって糸のごり長さや鳥の巣を低減させ糸処理作業が削減できます。更に、カラー液晶タッチパネルによってシンプルな操作が可能です。
世界最高レベルの縫い速度2,800sti/minによって、高速裁縫でありながら安定した縫い目を実現しています。また、強力な550Wモーターの採用によって低速でも針貫通力が強く、どんな生地でも確実に縫製できます。生地の抵抗が強くなった場合は自動で貫通力をアップ。針折れ・目飛びを防止します。
さらに、デジタルテンションによって上糸テンション設定を数値化することで縫製品質を安定。糸切れ検知装置を標準装備し、糸切れが起きたときには縫製を停止します。
ブラザーでは、工業用ミシンについて直通電話にて専用の問い合わせ窓口を用意しています。平日は10:00~12:00、13:00~16:00でカタログ請求やミシンに関する相談について問い合わせ可能です。
また、公式サイトには工業用ミシンの交換用部品や補給用部品検索サイトがあり、必要としている部品を速やかに検索・リストアップできます。工業用ミシンに関するリンク集もあり、日本縫製機械工業会や日本アパレル工業技術研究会のサイトが紹介されています。