ここでは、スチーム技術を生かした製品を数多く手がける直本工業について紹介します。縫製工場を自動化できる機械の導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1948年に創業してから、70年以上の間ものづくりを行ってきた直本工業(2021年7月時点)。独創的なアイデアと確かな技術力によって、縫製機器はもちろん、食品機器、美容機器、医療機器など幅広い製品の製造を手がけてきました。縫製機器は縮絨機や接着機などの大型機も製作していますが、スチーム技術を生かしたアイロン製品は特に直本工業の強みといえるでしょう。
直本工業の強みは、なんといってもスチーム技術です。アパレル用のアイロンをはじめ、食品機器では水蒸気オーブンやマルチスチーマー、美容機器ではスチームブラシなど、さまざまな分野に自社の技術を生かしています。
2016年には、エコノミー&エコロジーなアイロン「エコルティ」を発売。スチーム効率を上げているため、小型ボイラーでも十分に対応可能かつ電気代の節約にも役立てることが可能です。
接着プレス機の取り扱いもあり、水蒸気を巧みに利用することで強力接着を叶えています。
大阪に本社を構える直本工業。それとは別に、東京、仙台、新潟、名古屋、福岡に支店と、岡山に営業所、東大阪市菱江市には工場を配置しています。また1989年には鳥取県鳥取市に株式会社ナオモトテクノを設立。板金加工や切削加工などの部品加工を、自社一貫体制で対応しています。関連グループは中国上海にもあり、幅広い生産体制で多くの製品を生み出している会社です。
加熱にはヒーターと加熱水蒸気を併用。安定した温度と加圧ロールで、強力接着を実現します。
ドレンが出ないため生地を汚す心配なくアイロンがけができる製品。電子サーモによるコントロールで、底面温度を110〜210℃まで素材によって自在に調整できます。
公式HPに記載はありませんでした。